香川の復活は監督と戦術? 仕事も一緒かも
一昨日のフライブルク戦でドルトムントの香川真司として復帰しました。そして、いきなりの1G1Aで香川祭りと取り上げられる活躍でした。
そういや、本田も1G1Aの活躍でしたし、岡崎も2Gと活躍していましたね。
なぜ香川はいきなり活躍できたのでしょうか。それについて見ていきたいと思います。
なぜ香川はマンチェスターUで活躍できなかったのか
それは監督の戦術と構想によるものだと思います。
香川はドイツのドルトムントからマンチェスターUに移籍し、1年目はファーガゾン前監督、2年目はモイーズ前監督、3年目はファンハール監督と指導を受けてきました。
ファーガソン前監督は、香川をトップ下に置くことで、今までのサイドからのクロスを上げるという戦略から、ドルトムントのような真中から流動的に仕掛ける戦術にしていこうとしていました。
しかし、香川が移籍1年目を終えると同時にファーガソンが監督を辞め、次にモイーズが就任しました。モイーズはサイドからのクロス戦術でしたので、香川はモイーズの考える構想から外れました。また、スペインのマタを獲得することで、香川は同ポジションの3番手になってしまいました。
そういうことも重なり試合の出場機会も減り、試合勘も失われていきました。私としては、ルーニー、香川、マタの3人の共演が見たかったのですが。それも叶わず。。。
監督×戦術=活躍の第2幕
3年目となる香川はファンハール監督の構想外ということで、ドルトムントへと移籍が決まりました。私としては、正直ドルトムントへ早く移籍してほしかった。
ドルトムントのクロップ監督は、香川がマンチェスターUへ移籍した後も、香川のことを気にかけていました。また、戦術としての香川の使い方を知っていました。
ドルトムントのメンバーは以前のメンバーと少々違いますが、戦術は依然と同じ、カウンタープレスです。相手のボールを奪ったら、皆が走ります。すごいときは、ゴール前に5,6人いますから、正直笑えます(笑)
マンチェスターUとドルトムントが違うのは、マンチェスターUの場合は、足元へのパスに対し、ドルトムントは前へ前へとパスをします。また、バルサのようなパス回しもします。
日本代表の試合を見てわかるとおり、香川はドルトムントの戦術がマッチしています。なので、マンチェスターUの場合は活躍しようがなかったのだと思います。
また、本田も今年からインザーギ監督の元でプレイしていますが、コンディションも上がってきて、試合で安定的にプレイしています。インザーギ監督は本田の練習に対する取り組みなどを皆の模範だと言うくらい褒めています。監督の信頼と戦術と構想がマッチしてきているのだと思います。
さらに、岡崎も今所属しているマインツに移籍することで活躍することができました。こちらも、トゥヘル前監督が岡崎をセンターFWに抜擢することで、岡崎が開花しました。
もともと、ウイングでプレイしていましたが、飛び出しや、裏への動きなどが得意でしたので、センターFWになることで、それが活きたのだと思います。
仕事も同じなのか
仕事も同じだと思います。上司の能力しだいで、部下の能力を引き出すこともできるし、殺すこともできます。また、チームワークも大事になります。
上司は部下が得意とすること、苦手とすることを見極めなければなりません。そのことによって生産性と効率を上げていきます。実際、苦手な事をやらせておくと生産性は下がります。しかし、苦手なことをそのままにしていてもその人の為になりませんので、なんらかの方法でフォローをしなくてはなりません。
また、部下も上司の得意とすることや苦手とすることを把握し、サポートしなくてはいけませんし、上下だけではなく、横の繋がりに対してもコミュニケーションを取ることで、仕事を円滑に回すようにします。
最後に
あまり、意識してはいませんでしたが、こうしてみると、サッカーも仕事も同じように見えますね。監督(社長や上司)がプレイヤー(部下)を知らないといけないし、逆もまたしかり。さらにチームメート(横のつながり)とのコミュニケーションも大事ですからね。
さらなる日本人選手の活躍が楽しみですね。10月にはブラジル戦がありますし、代表選手には善戦してほしいと思います。
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