行政書士試験の試験科目と科目別出題数
行政書士試験の受験生は試験科目を把握していますか?
行政書士試験を受験するうえで、知っていなければいけないのは、試験科目です。受験難易度から試験を受けようと思う方もいるとは思いますが、試験科目を把握していないと、後からこんなに科目あるのかよ。ってことになります。
行政書士試験の科目とは
行政書士試験の科目には、「行政書士の業務に関し必要な法令」と「行政書士の業務に関連する一般知識」に分かれます。
具体的にどのような科目構成になっているのか見ていきます。
行政書士の業務に関し必要な法令
行政書士の業務に関し必要な法令ですが、以下になります。
・憲法
・行政法の一般的な法理論
・行政手続法
・行政不服審査法
・行政事件訴訟法
・国家賠償法
・地方自治法
・民法
・商法
・会社法
・基礎法学
※「行政法の一般的な法理論」から「地方自治法」までの一括りで行政法になっています。
行政書士の業務に関連する一般知識
・政治
・経済
・社会
・情報通信
・個人情報保護
・文章理解
たくさんの科目があることがわかります。またこれらの科目をカテゴリーごとに落としていくと、膨大な量になることが分かると思います。
科目別出題数について
科目別の出題数ですが、
行政書士の業務に関し必要な法令は46問(多肢選択式・記述式含む)
行政書士の業務に関連する一般知識は14問
の合計60問になります。内訳ですが、
・基礎法学:2問
・憲法:5問
・民法:9問
・行政法:19問
・商法:1問
・会社法:4問
・多肢選択式:憲法:1問、行政法2問
・記述式:行政法1問、民法2問
・一般知識14問(出題年によって科目の出題数がばらつく。文章理解は3問固定。)
の合計60問です。この数字からわかるように、行政法と民放が群を抜いているのがわかります。ようするに、行政書士試験の合格を決めるのは、行政法と民放ということになります。
どうでしょうか? こんなに科目あるのかよって方もいるのではないかと思います。試験科目がわかったことで、勉強の計画がうまくたてられると思います。
また、ポイントとしては、やはり行政法と民放に勉強の比重を置くということでしょうか。行政法と民放を制すれば、合格に近付くと思います。
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